第36章 隣には…
闇「ふっ。それごと叩き切ってくれるわ!!」
恵土「前置きが長くなったな!
悪いけれど、一発で終わらせてやる!!
アステロイド×メテオラ!」
その言葉と共に、白い光を両掌を胸の中央へ合わせるように構える。
白帝の柄とも一体化しながら…
恵土「メテオラ×ハウンド!!
メテオラ×バイパー!!!
メテオラ×シールド!!!!
メテオラ×グラスホッパー!!!!!」
その一言一言と共に、光が増していき…
恵土「空間爆裂波(くうかんばくれつは)!!!!!!」
その叫びと共に、左拳へ乗せて殴りつけるようにぶつける。
空間ごと吹き飛ばす爆発を巻き起こすそれは
大気にひびを入れ、闇自体を吹き飛ばしながら浄化し続けていった…
恵土「これが…
復活した始祖神の闇を、無傷なまま浄化させた技の完成版だ!!」
陽介『っていうか…
ただ、シューター用トリガーを全部融合しただけじゃね?==;』
恵土「想いも込めてるからいいんだよ!!;
始祖神の力全部ひっくるめてぶち込んだんだから!」
通信&シールド越しに見ていてツッコむ陽介へ
(他の皆もまた、安全圏へ飛ばされている)
そう叫ぶ中、その光によって回復したヘブンが起き…
ヘブン「お前はいつまで、真っ直ぐ進む?」
恵土「魂が消滅するまで!^^♪」
ヘブン「…ふっ。
永遠にかないそうにないな(苦笑」
苦笑交じりに呟かれる中、満面の笑みを向けていた。
『あっはっはっはっはっ!!^^』
そうして笑い合う中、一つの異変が再び降りかかる
闇「ふざけるなあああ!!」
がっ!!!!!
どごおぉん!!
恵土に対し、脇腹を殴り飛ばして崖へめり込ませた
闇「ぜえーぜえー!!」
肩を上下させながら息を荒らしたまま、恵土へ歩き向かう。
そんな中、一人が思い浮かんだ。
菊地原「!…これに触れれば、トリオンを送れるんじゃ?」
闇「俺には!力になって!くれる人など!!」
息を荒らしながら殴りかかろうとする中、ヘブンが斬りかかるも
それを横薙ぎに払い、その刀ごと後ろへ吹き飛ばされていた。
そして時は動き出す…
イリクリニスの侵攻、最終局面へ向けて……
(2月5日PM9:15~6日AM3:15更新、1281~1288(8ページ))