第6章 クリスマス(模擬戦)
恵土「そうでないと困る。
お前は、私にとって初めて弟子志願してきた奴で
模擬戦でも飲み込みが早かった奴だ。
私が自分から教えるのは
将来、もっと強くなれると期待している奴だけだからな(微笑」
緑川「…防衛任務やら何からが全部終わってから
また、何度でも戦ってくれるし
何度でも付き合ってくれるんですよね?」
恵土「ああ。
28日、本部へ直接行く。
そして…
何十回でも勝負しよう。
その時を、取り戻せるようにな^^(にかっ」
緑川「!…望む所です!^^」
そうして微笑む会う中…
迅「お、携帯構えろ。なるぞ?」
その直後、携帯が鳴り響き…
緑川「ビデオ撮って送って下さいよぉ~!?」
恵土「それ以前に
これまでの戦いビデオに収めてるから
それごと送るよ!
せいぜい体の動かし方や生かし方の参考にしろい!」
緑川「はい!^^」
そうして、笑顔で手を振りながら
本部へと去っていく緑川だった…
が
太刀川「ぶ~ぶ~。
俺にはそういうのしたことねぇくせに」
迅「ホントホント。
いっつもそうやって付き合ってばっかしで」
ブーイングする太刀川と付き合う迅
だが
太刀川「お前、言ってること逆だぞ;」
迅「あ~。
どちらかって言ったら、俺は付き合ってもらってる方ですし」
ツッコまれると同時に、傷口が;
太刀川「ムカッ)おい恵土!
俺にはあまり付き合ってくれねぇじゃねぇか!!」
恵土「それ以前に、お前の剣術は完成している。
これ以上教えることはないだろ?
遊真も然り」
太刀川「そういう問題じゃねぇ…
俺は、お前と戦って勝ちてぇんだよ!!」
恵土「無理」
『!!』
即座に答える恵土と、それに驚く皆。
果たして、その意図とは?