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鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第35章 護るべきもの




どんな極地でも、どんな場所や空気になっても

さっきのように、態度を変えない人だったから…


そんな恵土先輩とだったから、何だって笑える


そして…

そのおかげで、本当に救われたって思うから


(そう菊地原は微笑みながら

恵土を見てから、後ろへ下がっていった


いかに状況整理↓

当初(1175ページ参照)から


中央、南部の人型じゃない近界民は0。
援軍が南に到着してたから。

北に人型じゃない近界民は15体だが
一体化して強まるタイプのもので、されれば危険。

しかもそれが的中して
5体の近界民と一体化した、1体の人型近界民を相手に

太刀川と村上を含め
太刀川隊が、シールドでフルガードで踏ん張ってる。


鈴鳴第一(村上除く)と影浦隊は
その背後から迫る、人型じゃない近界民を倒そうとしており

そこに駆けつけていた加古隊と二宮隊で
隙あれば一体化しようとする15体を相手に、2体同士で挟み撃ちを決行。


北の中央に近い側で、同様の人型近界民2体は風間隊

近界民によって強化されており、危険極まりない。


玉狛第一もまた、それよりも北の方で
近界民10体と一体化した、1体の人型近界民と奮闘中。

そうした人型近界民は、総合して3体おり
残り2体のうち1体は諏訪隊と東隊、1体は嵐山隊と那須隊で戦っていた。


南では、1人の人型近界民(迅曰く恵土クラス)と未だ奮闘中。

三輪隊と迅と緑川(後に遊真が加勢)


他の隊(荒船隊・玉狛第二)は
軍人たちを集めながら、戦闘の援護。

気絶させたまま、傷付くことが無いよう護衛についていた。


これから後、視点は太刀川です。

時間もまた、白い光が瞬くよりも数分前…)


あのマッチョ近界民は倒したんだが…

1体の近界民をあともう少しで倒せると思った時、異変が起きた。


「知ってるか?

この近界民たち同士は一体化できるが…
俺たちにも一体化できるってことを!」

そう言った直後、白い光に纏われた。


太刀川「なっ!?」

眩しい中、見えたのは…

5体の近界民と一体化した、1体の人型近界民だった。


「これで、お前たちは俺に勝てない」

そう、近界民は自慢げに微笑んだ。

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