第35章 護るべきもの
恵土「歌川、菊地原連れてちょっと後ろへ。
そのまま菊地原を護衛しろ」
歌川「はい!」
恵土「蒼也、目の前の敵はお前が相手取れ」
風間「はい!」
恵土「私はさっき殴り飛ばした奴を倒す。
どうやら、こいつが真打らしいからな(にや」
菊地原「はあ~あ。勝手ばっか」
そう言いながら構える恵土先輩に
思わず僕は、溜息ながらにつっこんでいた。
恵土「悪いか?(にや」
菊地原「いや…最高って意味でですよ(微笑」
恵土「そっか(微笑」
歌川「凄いタイミングでしたね^^」
恵土「おう!ギリギリだったから飛ばしてきた!^^b(キラン」
菊地原「そのせいで目に砂が入って泣きましたけどね」
恵土「ごまかしへたくそ。
まあ、そういうことにしといてあげるよ(微笑」
ッ…
絶対、この人解ってて言ってる。
普段鈍いくせに。
菊地原「ぷいっ)余計なお世話(涙目」
歌川&三上&栞『嬉しいくせに^^』
菊地原「むす)うるさい//」
何で寄ってたかって;
恵土「っていうよか、隊長って呼ばれるの久しぶりだな^^」
風間「そうですね。
随分呼んでいませんでしたし、2年ほど(微笑&溜息」
『お前ら敵を無視すんな!!;』
穏やかに風間隊と恵土が笑い合う中、敵は殺意丸出しで襲い掛かろうとしていた。
恵土「あ、忘れてた」
『忘れるなよ!!;』
途中で近界民までずっこけてツッコんでるし(汗)
菊地原「ぷw」
歌川に横から支えられて起こされながら
途中からおかしく感じ、吹き出して笑う中
歌川「あっはっはっはっはっはっはっ!^^」
隣に居た歌川もまた、笑い出していた。
風間「くっくっ。
はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!^^」
恵土「あっはっはっはっはっはっはっ!^^」
それから一瞬動きが止まり、数秒ほど笑い合った後…
恵土「さーてと、じゃあおっぱじめますか(にっ」
風間「はい(頷&微笑」
両方共に、真剣な表情を浮かべながら笑って構えた。
っていうか、最初からまじめにやればいいのに…
歌川「行くぞ。大丈夫か?」
菊地原「当たり前でしょ」
ぶっきらぼうに答える中、僕は思っていた…
でも、それだったらきっと
もっと別の、何かになっていた
逆に、今であって良かったと思ったんだ…