第6章 クリスマス(模擬戦)
ちなみにいうと
話し声で、風間の負けの宣告はかき消されていた…;
緑川「う~ん。さっすが恵土先輩(微笑」
迅「そりゃまあ、幼い頃から
あぁいう戦い方してるからな。
それでもやられないのは
それに対応できる人がいないからだろ。
アステロイドを周囲に展開させて分散させたとしても
瞬時にアステロイドで相殺。
それが禁じられているんなら
スコーピオンを鞭のように形状変化させながらしならせて
あっという間に、片手のみで360度全方位攻撃だ」
緑川「う~ん。
なんか、それだけじゃ無理そうなんですよねぇ;
あんなに一瞬で、すぐにあんなのできるんですかね?;」
口を尖らせながら言うと…
迅「そりゃあ、一朝一夕じゃできないさ。
第一、近界にいた3年半も通用したらしいからな。
それだけ磨き上げてきたんだろ。
自然と、その動きが身に付くぐらいに…」
緑川「おお~!(キラキラ」
太刀川「そうだな。
11歳半に帰ってきた直後
当時のA級を相手に入隊試験を行われて
全員を一瞬で倒したんだ。
その後、やり直しを100回ほどされたんだが
何回やっても全部瞬殺。
最終的には、全員相手に0.001秒で瞬殺。
これで、ボーダーの全員が認めざるを得なかったとか」
緑川「それは聴いてますよ!
あの伝説の鬼神でしょ!?
最強の人間でも叶わないあの!!//(キラキラ」
頬を赤らめながら興奮気に話す緑川に対し
迅「そうだな^^
ちなみに、IQ測ってみたら5000だってよ^^」
恵土「嘘つき。
たかだか300じゃん」←特訓室から風間と戻ってきた
迅「って聞いてたのか^^;」
恵土「それ以前におかしいわ、その数字;」
迅「でもなあ…
確かに、そんな数値だった気が…;」
宇佐美「あの…
それ、500だよ?;恵土ちゃんのIQ」
『…ええ!?;』
どっちにしろ、驚きで一杯でした^^;