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鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第35章 護るべきもの




それから、使い方について山ほど叩き込んでいた。


分割する際、どのような形にして分割するかは

リアルタイムででも設定できること。


バイパーにおいて

『軌道が予め設定している』のがあるのと
『リアルタイムで軌道を引く』のがあるのと同様に


シューター用トリガーは全体的に

基本的にはキューブ状だが
同じようにリアルタイムで形を設定できる。


あえて球状にしたり、形を歪めて

斬った際、斬った壁の隙間や
ぶっ飛ばした際、それによってできた隙間に

視界が効かない状態
(爆発などで見えなくなった状態など)の中で
多数に分割させたシューター用トリガーを、入り込ませた状態で放置。


それらを時間差で撃つように制御したり

その中でも、正面から攻撃するものと
死角から攻撃するものとで分け、同時に起動させることで当たりやすくしたり

エネルギーの結合密度を地面や壁のみに当たった時
透過させるよう設定させ、足元から貫いたりなどなど…


恵土「ってのが前略だ。

イメージをきちんと持っていれば
わざわざ重ね合さなくても繋げれば合成だってできるし

その分、時間だって簡略化される」

二宮「ずいぶん胆略的ですね」

胆略とは、大胆で知略(頭を使ったはかりごと)のあることである。

そう評価しながら
映像を見せて言う恵土に聴き入っていた。


恵土「ってことで、実戦に向けて教えるぞ」

二宮「いいんですか?

その分、俺たちに勝つのが難しくなるんじゃ?」


恵土「何言ってる?
だから面白いんじゃないか(にや)

逆に高め合ってこそのランク戦ってな(にっ」

二宮「なるほど」

恵土「ないものを補い合ってこそだが
それが減れば減るほど、もっともっとやりようが増えてくる。

できる限り努力はし続ける主義なんでな(微笑)


普段から、太刀川と風間を鍛えこみながら

自分ででも応用性を増やせるよう
即座に考えられる戦術を増やしていってるわけだし」

二宮「流石ですね」

微笑みながら頼もしげに見つめるそれは…


恵土「それよりも修業だ。頑張るぞ?^^」

二宮「はい!(微笑&頷」

尊敬しているような眼差しに見えた。

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