第35章 護るべきもの
恵土「ええ!?;
だからちゃんと勉強しろって言っただろうが!;
これで5回目だぞ、その科目の追試を落とすの!;」
太刀川『悪い!;頼む~!!;
模擬戦が終わった後からでいいから!!>人<;』
両目を瞑りながら
必死に両手を合わせながら頼み込もうと叫んでいる姿が
第六感を通して伝わってきたが故か…
恵土「はあ;(溜息)
解った。
だけど頑張れよ?」
太刀川『おう!^^♪』
了承した。
当時高校2年だった太刀川が上記の理由によって
模擬戦自体が遅れることとなった。
風間「では、俺は隊室で修業をしてきます。
あなたの組んだ訓練プログラム
超難解フルコース、今度こそはクリアしてますので(微笑&キラン」
恵土「おう!頑張れよ(微笑)
お前には誰よりも一番期待してるんだから^^(なでなで)
それと連絡してくれて、本当にありがとな^^(にっこにこ」
風間「はい、ありがとうございます(微笑&お辞儀」
そうして立ち去っていくのを見つめる中
恵土(やっぱ…
髪の触り心地、滅茶苦茶いい//(にやにや)
もふもふ♪)
思わず撫でた時に使った左手の感触を忘れまいとしていた。
その後、二宮と話し合った結果
東隊は今日は非番らしく、模擬戦までの間に修業しようということになり
東隊の隊室に行くこととなった…
月見「!恵土先輩。お久しぶりです(微笑」
加古「ぱあ)恵土先輩!」
恵土「おう。久しぶり^^
元気にしてたか?」
月見&加古『はい!』
隊室に入るや否や、嬉しそうに微笑みながら挨拶されていた。
だが、その恵土の後ろに続くように入ってきた二宮を見るや否や…
加古「あら、もしかして修業?
弟子にとってくれる人ができたの?」
二宮「うるさい」
加古「私はそれ以前から使い方について指導を受けていたわよ(キラン」
二宮「黙れ。それよりも修業だ」
慣れたように近寄っていってくる加古に対して距離を取り
二宮「恵土先輩、よろしくお願いします!(お辞儀」
加古「なぶり殺しにしちゃって^^b(キラン」
恵土「…仲悪いのか?;」
頭を下げる二宮の後ろで、そう言う加古。
そんな二人に対し
思わず、そう呟かずにはいられなかった…;