第35章 護るべきもの
二宮「美しい//(ぽー」
思わずその光景に見惚れ、見とれていた。
恵土「って感じだ。
じゃ、私はこれから太刀川との模擬戦の約束があるから」
二宮「弟子にして下さい!!(土下座」
恵土「えええええええええ!!!!??;(驚」
それから妖精を消して、起動を解いてから
右手を振りながら背を向けて立ち去ろうとする中
土下座しながらの叫び、その信じられない光景を見るや否や
新たに驚きによって叫び声が響いた。
恵土「いや、でもこれから模擬戦;遅れちゃう;(あわあわ」
二宮「してくれないのならば、ずっとこうしています!!
するまでし続けます!!」
恵土「いいいいいい!!!!??・・;
ちょっ!;落ち着け!;(アワアワ&汗」
ざわざわ
「何だ?何だ?」
その叫び声のせいか、人が集まってきた。
二宮「即座に見せられるほどの独創性、
そして誰も思いつかない使い方を考え出す発想、
あなたにこそ学ぶべき点が数多く存在します!!
お願いします!俺を弟子にして下さい!!」
恵土「高圧的な態度が一変したああ!!??・・;」
高い所から見下ろすというイメージが覆された。
二宮「加古には教えたそうじゃないですか。
俺にも教えて下さい!!」
恵土「解った!;解ったからまず頭をあげろ!!;
太刀川との模擬戦が終わった後でもいいか!?」
二宮「いつでも構いません!!(キラン」
真剣な表情を浮かべながら、叫ぶ二宮と
アワアワしながら聞く恵土に対し
『おお~!!』と騒がしくなる周囲だったが
恵土「行くぞ!」
二宮「はい!」
恵土は即座に二宮の手を取って、ラウンジへ引っ張っていた。
だが…
恵土「?あれ?太刀川は?(きょろきょろ」
約束の時間を少し過ぎた頃についたのだが
そこに太刀川の姿はなく、風間がいた。
待っていた風間に携帯を見せるように渡され
恵土「?太刀川か?」
太刀川『ああ!それよりも大変なんだ!;』
その表示名『ランク戦バカ』から推測すると
見事に当たっていた。
恵土「ん?何があった?」
太刀川『悪い!;追試引っかかった!!;
これから補修が山ほどあって、後で追試があるんだ!;
先生のじゃやっぱ無理だ!;
頼むから帰ってきてから教えてくれ!!;』
嫌なお知らせが伝わった;