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鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第6章 クリスマス(模擬戦)




そう手招きしながら言う恵土に対し

即座にカメレオンを使って姿を消し

凄まじい速度で襲ってくる。


だが、風の微妙な変化を感じ取り

それと同時に斬り伏せた。


「戦闘体活動限界。

恵土5-風間0」

恵土「これが見本だ。

お前も出来るように…
っていっても、できる奴よりも遥かに
もっと速い速度での話だが

その分、風は早く巻き起こる。

その風を感じ取ると同時に、素早く…
まあ、囮の可能性もあるがな。


それらも踏まえた上で、捕らえてみせろ。

あ、栞!さっきの風間の負けはノーカンd
風間「そのままでお願いします」

そう言いながら構える風間に対し…


恵土「…解った。

本気でやろうか」


風間(…

今までの経験からして
近距離戦と指定された時の攻撃パターンは二つ。


一つは、天翔で一瞬で空中を移動し

左手のグラスホッパーの起動をやめ
その空中時、右手のシールドを常に起動したまま

左手のスコーピオンを出し、叩き切る。


もう一つは…

正攻法で、体術を使いながら切り刻んでくる。

右手に装備したシールドと、
左手に装備したスコーピオンを利用しながら…)


そう考える中

恵土の姿が歩み寄っていた…


風間「いずれにせよ、
それらを攻略しなければ話にならない。

これほど早い奴は、近界にはいなかった。

その上、シールドの
『防御範囲を小さくするほど耐久力が上がる』
という点を最大限発揮するため

シールドを多数に分裂させ
普通には見えないように、全身を覆っている…


無敗…

11歳、入隊と同時にソロでA級と認められ

S級と認められた
15歳までに溜めた最終ランキングポイント、58000

かすったものさえ、一人としていない理由…


それは、ただのトリオン器官の強さじゃない)


そう思った直後、恵土が消える


風間(トリオンを自在に扱い

最大限以上にまで力を引き出させる技能だ!)


その直後、避ける間も受ける間もなく

凄まじい加速と摩擦によりスコーピオンごと叩き切られる。


「戦闘体活動限界。

恵土6-風間0」

鳴り響く宣告

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