第6章 クリスマス(模擬戦)
「戦闘体活動限界。
恵土2-風間0」
恵土「武器ごと切り裂くよりも
持っている相手の武器の間を切り裂いた方が早い。
それに繋がる、些細な軌道変換にも使える。
そしてそれは、いかなる動きをも可能にする」
迅「なるほど。
本来、二つまでしか同時起動できない。
しかし、一度投げて
紛失させたとトリガーに判断させる。
その直後、何も起動していないと思わせ
油断した瞬間に天翔で加速するってことか」
その後も、戦いはまだまだ続いていく…
その直後、戦いは激化していき
最速のピンボールが炸裂し、再びやられる
緑川「凄い!天翔の嵐だ!」
太刀川「正確に言うと違うな」
迅「ああ。途中で変わってる」
緑川「え?
じゃあ、あのピンボールは何で…
軌道が無いように見えたんですか?」
迅「あれは、最初の時にだけ
天翔を使っているんだと思うぞ?
それを受けたグラスホッパーは
蹴られた時に受けた力を、そのまま返す。
だから、一瞬だけやって
後はグラスホッパーを分裂状にして
空中に何度も作りまくる。
それによって、凄まじい速度でやっているということだ」
緑川「ぱぁ)流石迅さん!
恵土先輩の技、何もかもわかるんですね!(キラキラ」
迅「そういうわけじゃないけどな^^;」
太刀川「しかし…
あんな超速でやられりゃ、風間さんはおしまいだな。
手も足も出てないぞ」
菊地原「同じだった人が何言ってるんですか?
同じく、手も足も出なかった太刀川さん」
その直後
ボキボキ
拳の鳴る音が響き
菊地原「ぎゃあ~!!;暴力反対!」
太刀川「うるせぇ!!
口の暴力減らしてから言いやがれ!・・」
怒りと共にヘッドロックぶちかました…;