第34章 未来の分岐点
まあ…何にせよ、色々なことがあった。
恵土と俺は一緒に
いたずらして叱られたり(被害者&叱る人は風間さん)
一緒に馬鹿やったり(ツッコむのは風間さん)
一緒に模擬戦で暴れまくって
ラウンジを独占したり(怒って止めに入るのは風間さん)
他にも色々と暴走して…;(全部風間さんが止めに入ってくれた)
どちらにしろ、恵土が居てくれたから
ボーダーでの毎日が、すっごく楽しかった。
個人で遠征に行かないといけない時は
流石についていったらダメって感じだったけれど
(城戸司令のせい)
それでも、凄く心地よく感じていた。
それは風間さんも同じだったみたいで
もっと、一緒に居たいという気持ちもあったらしい。
俺も…本気で、ずっとそれを望んでいた。
俺の胸が撃ち抜かれて、ドキドキばかりで一杯になった時
(1181ページ参照)
あの後、俺は恵土を抱き締めたんだ。
太刀川「あー//もうダメ!//
結婚してくれ!//(すりすり&なでなで」
恵土「ええ!!?//;
告白とか通り越してプロポーズ!?;」
驚いていたけれどダメだと言われ
諦めきれない俺は、何度もアタックし続けて
仮想空間でのエベレストを斬れれば考えると言われた。
でも…本当は気付いていたんだ。
恵土が秀次に惚れていて、たまらないほど大好きで
秀次もまた、恵土のことをなんだかんだ言いながら
誰よりも気にかけていて、大好きなんだということを…
両方共に、互いが怪我を負ったと聴いた時
血相を抱えて、誰よりも凄い速度で駆け付けていた。
(エイプリルフールの時で
その後、互いが共にそうだったことを聴いて真っ赤になっていた)
そして…
最近になって、互いが惚れていたことに気付いて結ばれた。
本当は嫌だったけど…
幸せそうな顔を見ていると、それでよかったと思えるようになった。
惚れた人が、今までの不幸も苦しみも背負った上で
絶望ばかりだった時を越えて、想いを越えて…
今、こうして生きていることに対して
幸せを感じて、笑っていられるようになったから…
本当に幸せそうに笑えるようになったから
それを見られるだけで
寄り添えるだけで、幸せだと思ったんだ…^^
(1月25日PM10:44~26日AM2:10更新、1178~1183(6ページ))