第34章 未来の分岐点
全部ひっくるめて、恵土に惚れていた。
筋肉が肥大化して筋肉質になったのだって
護り抜くために、必死になってずっと鍛え上げ続けてきた所も。
それで
太刀川「鉄筋仕込んでんじゃねえのか?^^」
恵土「ちがわーい!//(ぷんぷん&がう!!」
両拳を上に上げて、怒ったようなしぐさをする所も
怒りに任せて攻撃しようとしても、生身だと力が入れきれず
傷付くのを非常にいやがってるのが見え見えな所も…
太刀川「お前、力弱いのか?^^♪」
恵土「むかっ!)誰がじゃああ!!」
どっごぉん!!
必死になって鍛え抜き続けてきたからこそ
それを馬鹿にされると腹が立ってぶっ飛ばす所も…
太刀川「やっぱり体重重くなり過ぎじゃねえのか?
筋肉太りとはいえ、身のこなしにも影響が…あ」
恵土「?どうかしたのか?」
太刀川「いや、悪影響は全くなさそうだな;悪い(汗」
宙返りしたりバク転したり側転したり片手逆立ちしたり
ダンサーみたいな急激なスピンみたいな動きだとかまで
体の扱い方から、こなし方まで完璧にこなしていたり
後に聴いてみたら
最初の動きをとってから
その力を向けた方向=ベクトルを
ヨクト(10のマイナス24乗)単位で、次の軌道となる方向へ
円軌道になるよう角度を
進行させながらずらし続けることで
最初の動きによる勢いが全くなくないまま
次の動きをする際において、加速させたりしているのだとか。
それによって、連続的に動き続かなければいけない際に
体にかかるはずの負担を軽減し、なおかつ体力の温存にもつながる。
脱力することで全力のスピード
収縮することで全力のパワーってのを
両立させるのは不可能なはずだった。
だが、脱力した上で動くことで速さをあげ
相手に拳が当たった瞬間
両足の踏みしめる力を、両膝へ
両足の力と両膝の力を、腰へ
両足の力と両膝の力と腰の力を、胸へ
両足の力と両膝の力と腰の力を胸の力を、肩へ
両足の力と両膝の力と腰の力を胸の力と肩の力を、腕へ
両足の力と両膝の力と腰の力を胸の力と肩の力と腕の力を、拳へ
と、一瞬の内に流れるように0.01秒以内に拳に伝えることで
全身の力を拳のみに集約。
それらにより、最高のスピードによる貫通力と
最高のパワーによる破壊力が掛け合った、最高の一撃を出し方も教えてくれた所も…