第34章 未来の分岐点
陽介「おいおい!
こりゃ流石にやべえんじゃねえの?
死んだって報告もあったわけだし」
額に汗を流しながら倒す陽介に対し
奈良坂「…それで簡単に死ぬと思うか?」
陽介「あん?…
ふっ。んなわけねえだろ(にや」
古寺「そうですよ!
あの人が死んで終わりなんてありえません!
生きて戻るか、死ぬか
どっちが幸せかなんて、本人が一番解ってるはずです!」
奈良坂「そういうことだ。
ぱっぱと片付けるぞ」
陽介「ああ!80も相手に最短記録目指していくぜ!」
緑川「そんなの数に入らないよ!」
黒江「油断はしちゃダメ」
緑川「解ってるって!」
そんな中、意識を失った恵土は…
暗闇の空間にいた。
横たわった状態の中、目を開けると…
暗闇だけの空間があった。
その割には、自分の姿が自分でも見えていた。
そして、ふと立ち上がると
皆との想い出が次々に、白い光となって地面から上がってきた。
恵土「なんだ?これ」
触れると、想い出とその光景が浮かんできた。
秀次と出会った時のこと。
秀次が公園に迎えに来た時のこと↓
ちょうど今(2016年2月17日)から10年前
東と偶然会い、田中隊での戦い方について話していた時
秀次「恵土をいじめるな、おじさん!」当時7歳
恵土「ぶ~!!w
だぁ~っはっはっはっはっはっはっはっ!!!^^ww」当時14歳
秀次「?(首傾げ」
恵土「おかしい!
それおかしい!^^
同年代なのにいいいいwww
あ~っはっはっはっはっはっはっ!!!!^^×20」
勘違いして言われた言葉に吹き出し、笑いが止まらず
腹がねじれ切れそうになるくらい、おかしく感じたこと。
しかも秀次は始終首をかしげていた。
秀次「おじさん、誰?」
恵土「私の、ぶくっw
もう無理いいいいいいww(げらげら」
終いには涙を流し、腹筋が肉離れを起こし
その映像を見た迅もまた、同様に肉離れを起こしたそうな;
その当時、東はショックを受けており
冷や汗をかきながら苦笑していた。
東(まだ15歳なんだが…;)
生まれついての老け顔故?
(沢村と東と恵土は、学生ならば同年代
東は1991年1月3日、恵土は1991年3月20日と特生まれ。
ちなみに沢村は1990年7月22日生まれ
秀次は1998年10月2日生まれである)