第33章 時
1137ページ、語弊があったため修正しました;
カメレオンとは
周囲の風景に溶け込み、透明化するトリガーだが
使用中は、他のトリガーを使用できないという欠点がある。
しかし、スコーピオンを二つ起動させた後に起動させれば
それごと透明化することが可能。
(風間が修と戦う時に見せたのが例)
正確に言うと、カメレオンを使用中に
『カメレオン以外のトリガーを起動した時』、
『攻撃が当たった時』、『他トリガーの攻撃を食らった時』には
自然とカメレオンの起動が解け、姿が見えるようになる。
それを作ったエンジニアに対し
恵土は
『おそらく、攻撃が当たればトリオンが漏れるため
どちらにしろ見えてる状態に近いと考えてのことだろう。
もしくは、いったん姿を見せて
傷を負ったと認識させ、相手に仕留められると思わせた矢先に
どう動くかを相手に見せてからカメレオンを起動させ
その動き自体を囮とし
そちらへ動くと思って、動き始めた相手を
とらえるようにするとかで
他にも戦術を大幅に増やしたりすためかなあ?』と推測したが
結局の所、真意は解らないままである。
(当時、風間隊の部屋で
30分にもわたって戦術の例を、ぶつぶつと言いあげ続け
最後には風間たちと一人一人
『こうされたら?』『こう返す』などと
50分にもわたり問答は続き、最後には恵土に惨敗したことで…
菊地原「あーもう!腹立つー!!」
ばぁん!!(両手で叩く)
ばりぃん!!(机が割れる)
『…あ;』
机が割れたことになるとは思いもしなかった…;
風間「菊地原…?(ゴゴゴゴゴ&腕組み」
菊地原「げ;(青ざめ」
恵土「私が弁償するからストップ!!;(汗&青ざめ」
黒い怒りオーラを纏った風間に迫られ
青ざめて汗を流す菊地原と、怒る風間を必死に止めようとする恵土であった;)
すなわち、通用する奇襲は一回だけ。
しかも攻撃にトリガーを使用した時には、自動的にカメレオンが解除される。
そのため、死角からの攻撃という一点に縛られていた。
(ボーダーだとばれないようにするため)
以上で説明は終わりです。
言葉不足ですみませんでした;
本編については、次のページから書きます。