第33章 時
カメレオンを起動し続けることになるため
トリガーで使えるのは
カメレオンを起動する前に起動させたトリガーだけ。
そのため攻撃する時は気付かれないように。
攻撃されれば即座に離脱、または避けるようにし
無理なら傍にいる人が引っ張って避けさせるなどと、補い合うようにする。
カメレオンの設定の時間の簡略化に成功し
まず、来ているメンバーを整理することから始まった。
戦闘隊員
那須、熊谷、日浦
太刀川、出水、唯我
風間、菊地原、歌川
加古、黒江
木虎、緑川
三輪、米屋、奈良坂、古寺
レイジ、小南、烏丸
二宮、諏訪、影浦
東、村上、迅
陽太郎「俺も戦うぞー!!」
迅「留守番頼むわ^^;(なでなで)
軍の奴らがここを狙ってこないとも限らないしな(微笑」
そう言いながら迅は、陽太郎の頭に手を置き
撫でながら言い聞かせようとするも
陽太郎「しかし!」
迅「しかしも何も、また戻った時に焼け野原じゃ
きっと悲しむだろ?
また、褒められたくはないのか?
武田心愛(たけだここあ)だっけ?
あの時みたいに(微笑」
陽太郎「褒められたい(ぼそ)
でも、千円をもらいたいとは思わない!」
迅「なら頼んだ(ぽんぽん)
お前にしか出来ないことだ。
雷神丸、陽太郎が抜けださないように頼む(小声」
雷神丸「ばふっ」
頭に手を置いてから
しゃがみ込みながら雷神丸に小声で言い聞かせ
雷神丸は頷いていた。
オペレーター
国近、三上、月見、栞、志岐
それから後、迅は山の裏にある見通しのいい崖で
トリオン体となってたたずみ、各々が配置についていた。
その時、無線が入ってきた。
城戸『戦力は十分か?』
迅「はい。
ただ、オペレーターがちょっとしんどいかなあって^^;」
忍田『それなら問題ない。
沢村と
非番だった東隊の人見に助っ人を頼んだ。
ここからでも十分な支援が期待できる。
そして嵐山隊もそちらに向かっている。
十分戦力になるはずだ』
迅「流石ぁ(微笑)
ありがとうございます。その方が助かる」
城戸『一つ聞きたい』
迅「?」
城戸『…今まで知らなかったことを知った今…
あいつへの態度を、変える気はあるか?』
その声は、エネドラッドの情報と
神の一族としての日常を知った、村にいる各位に伝達された…