第33章 時
そして現在(2016年2月17日)
PM8:28
テーマパーク
風間「大丈夫か?」
恵土「ん…大丈夫(微笑)
っつーよか、わざわざ走ってノート取って来んでも;(汗」
風間「いえ。
やはり、この目で見て読んだ方がいいと思ったので」
そのノートは、3年前に死期を伝えられ
その時に見せた日記(894ページ参照)。
その最後のページに予言があったことは、言ってなかった…
恵土「…そっか。
ノートって言っただけでよくわかったな」
風間「大体は解りますよ」
恵土「そうだな。
名前呼び合うだけで普通にわかり合えてたし」
風間「はい」
『!!;
(ってかそれって新婚夫婦所か熟年夫婦レベル!!??;』
誰もがそう思ったが
本人たちは毛ほども気にしていなかった。
恵土「だからか一緒にいると落ち着くだよなー。
何でも解ってくれるし」
風間「あなたなら、たとえ解ってもらえなかったとしても
絶対に一緒にいようとすると思いますが?」
恵土「あはは^^;
本当によく解ってるなあ~;(苦笑)
とりあえず蒼也」
風間「?はい」
恵土「…今、残りの始祖神の力の半分使って視た。
どっちにしろ死ぬ。
そんでもって一日は蘇らない」
『…え』
窓に右手をかけてから
その大部屋にいる皆を見て、はっきりと言い切った。
迅「未来視か…
まったく。そういうこと言ったら、ますます」
冷や汗ながらに頭をかきながら隣に移動しながら言うも
腕組みをしながら窓を背にし、言葉を紡ぎ出した。
恵土「どっちにしろ、死ぬことには違いないだろ?(腕組み)
言うのを遅らせてどうする。
その後、生き返るかどうかまでは解らん」
木虎「そんなっ…」
口元を押さえながら涙を浮かべる中
緑川「他に方法とか」
恵土「ない。
でも…
これだけははっきりしてるんだが
お前ら泣き過ぎだ。
私が死んだ後は笑え」
『…(震』
恵土「ん?どうした?
皆して拳握って震えだして」
『わ…』
恵土「わ?」
迅「あーあ==;」
『笑えるかああああああああ!!!!!!!!』
恵土「キーン)××;」
鼓膜が破れんばかりの大声に、耳がつんざいた
その被害を受けるはずの菊地原でさえも
それを全く感じないほど怒りで一杯で、その影響を全く受けなかったほどであった;