第32章 奇跡
そのため、現在から2年前では
風間は度重なる減点により、個人ランクが9位という結果となった。
途中から太刀川や影浦などが加わりながらも…
ずっと続いていたことによって…
その上で、アタッカー1位と2位を維持するのは流石であるが
やめて欲しいと上層部から言われても聴くことはなかったという…;
恵土「ぽかーん)・・
完全に誤解してた。
チームにおいての連携で
個人プレイしか出来ない問題児を押し付けられたのだとばっかり;(汗」
(929ページ参照)
太刀川「頷)まあ確かに。
入ったとしても、恵土のことを馬鹿にされたら
すぐさま切り刻んで、退隊してたしな(微笑)
そんでもって気付けば惚れてた!^^♪」
風間「俺も同じような感じです」
太刀川「気付けば誰も誘わなくなったから
模擬戦だけでもバンバンやってたな!^^
もっともっと強くなるためにも(キラン&微笑」
風間「そうだったな」
『…』
そう言い合う二人を見ながら、周りは固まっていた…
恵土「あんなにも激しく怒ってくれてたとは…(ジーン」
震えながら涙を浮かべていた…
僅かながらでも蘇った心故か、嬉しさがこみあげてきた…
恐怖ばかりだった…
憎しみに飲まれることに、怒りに飲まれることに……
それによって相手が傷付くのを恐れるがあまり
ずっと、押さえ込み続けるしか出来ずにいた…
だが、こんな形で蘇るとは思いもしなかった…
ちなみに迅も知っていた。
風間が味わった時と同じようなことがあって
迅は、聴いた時にこそ怒っていたものの
すぐさま駆けつけ
凄まじい剣幕で制裁を加える太刀川と風間を見て、急速に怒りが収まり
二人を落ち着かせた後に
口止めされたことによって、今まで言えずにいたのだとか…
恵土「ありがとう;(土下座)
そして言ってた人たち、痛い思いさせてごめんなさい;(涙」
太刀川「いや、泣きながら言うセリフでもないだろ?それ;(苦笑&汗」
ちなみにいうと
他の人たちもまた、知らなかったという…
沢村によると
された本人と上層部しか知らない、『極秘』扱いとなっていたそうな…;