第32章 奇跡
第3ラウンド
恵土「これが最後のラウンドだ。
悪いけど、バンバン進むぞ?
前と同じ条件で戦うか?」
風間「そうしてくれると助かります。
ですが、やはり使ってくれると対応性がより身に付きまそうですね」
恵土「じゃあ、透過の奴だけ使わないようにしますか^^;
いやぁ~。
小南が連続8537敗してるからって
もっともっとやる!って聴かないんだ、マジで^^;(汗」
後ろ頭をかきながら事情を説明すると
歌川「凄い数ですね;」
菊地原「っていうか拷問じみてる;(汗」
風間「余計な話題は要りません。
もっと、戦って下さい。
あなたと戦っていると、応用の幅が広がります」
二人がツッコみ
風間は真剣な表情で見つめながら、スコーピオンを構えていた
恵土「了解^^;
余談はこれぐらいにして、行きますか(微笑」
そして同様に構え、走り出した。
刃を何回か交えている中
風間が中抜きされた刃の中に、自身の刃が差し込むようにし
恵土がそこから刃を動かせないようにした。
それと同時に斬りかかる菊地原と歌川に対し
左足の裏からブレードを凄まじい勢いで生やしながら伸ばすことで
左右から挟むように
風間の後ろから同時に切りかかってきた攻撃を
それによって避けると同時に、壁まで一瞬で移動。
その壁へ右足を触れさせると同時に
体内で足裏の部位のみ小さなとげ型にブランチ。
両足の裏からスパイク状に生やし、壁へ突き立てるようにすることで
壁上を少し走ってから、三人の上空に跳べる位置へ移動。
と同時にスパイクを解いて跳びながら
三人の周囲をスコーピオンを伸ばして鞭のようにしならせ
円状に斬った。その円の外へ出させまいとするように…
風間「外に出させないつもりか?)
迎え撃つぞ」
菊地原&歌川『了解』
三人に向けて落下する中
即座にスコーピオンを融合と同時に生成。
菊地原と歌川に斬りかかる中、受け止める。
着地してから、先程の床の破片を置かれていたことに気付く。
恵土「!」
足を滑るようにされ
床と平行になるよう倒れかかる中、三人が斬りかかる