第31章 楽しみ
ここになら、入っていいと思った…
小南「強くなって、生きる。
それがきっと…
お父さんとお母さんが望んでいることだから」
そう言いながら、目を見つめた。
その当時
私も真剣に考えて、そう決めたから…
この人がいれば…
恵土が居れば、絶対に大丈夫だって……
恵土「…そうか(微笑)
でも、ボーダー隊員になるのはまだまだ先だ」
小南「え?」
恵土「ボーダー入隊試験は1月、5月、9月にしかない。
今は2月だ。
だから…9月まで鍛えこむぞb(キラン」
小南「…え;
5月じゃないの!?;」
恵土「5月なわけないだろ?
まずはトリガーの扱いに慣れて、それから戦い方を決めるんだ」
小南「私は体育でいっつも満点よ?(ふふん)
実技だけだけど」
恵土「そうか。なら話は早い。
やろうか?地獄コースフルコンボ(ゴゴゴゴゴ」
小南「ひっ!!??;(がたがた」
凄いオーラに思わず恐怖心が一杯になったのを今でも覚えてるわ;
「こらっ!」
ごぉん
恵土「痛いよ最上さん;」
最上「ここを最初に設立したのは俺だぞ?
それに、メンバーを引き抜いてきたのは林藤だ。
カピバラを飼うとは思わなかったが;」
小南「?カピバラ?」
雷神丸「ぶほっ」
小南「犬じゃない!これ」
いきなり鼻をつけてきた動物を見て、私は言ってやったわ。
これは犬だって!
恵土「え?;いや、これh
最上「ああ。可愛がってやれよ^^」
恵土「ええ~;
まあいいけど(溜息」
小南「私の勝ち(にや&キラン」
負けず嫌いな所はお父さんに似たらしい
恵土「それより最上さん、この子の家壊れてて…
住む場所についてですけど」
最上「ああ、解っている。
ここには余っている部屋が多くてな。
好きな部屋を選んで住んでくれ。
ちなみにメンバーは
支部長である俺、最上宗一と
ここのエンジニアとして働いている林藤匠
そして、パーフェクトオールラウンダーの田中恵土だ。
よろし…k
小南「すーすー」
最上「…;」
恵土「えっと;
ほら!今日大変だったから!;(あせあせ」
最上「解ってる^^;
それじゃあ、小南の方は頼んだぞ」
恵土「はい!」
こうして、玉狛支部での生活が始まった…