第31章 楽しみ
恵土「それと…
本当に、幸せ者だなって思っただけだよ(微笑)
これから死ぬはずの私なんかのために
必死になる奴がこんなにいるなんて…
昔までならきっと…思いもしなかったから……」
そう言いながら
考えながら話し合いまくる皆へ温かい目を向けて、笑っていた…
弱々しく見える中、ただただ感謝と今感じている幸せを伝えようと……
風間「まだまだ幸せになってもらわないと困ります。
あなたがいてくれたからこそ、生きているんです。
それと、自分に「なんか」付けはやめて下さい。
不快です(きっぱり」
恵土を見ながらハッキリ言う中
恵土「りょーかい^^(くすくす)
そう言う所変わってないね♪(微笑」
風間「当たり前です。
あなたが居なかったらどうなってたと思っているんですか?」
恵土「そうだなあ…
きっと、もう少し無表情で辛辣で
超々必殺仕事人間になってたかもしれないなあ^^♪」
菊地原「あ、それは僕も感じてた。
『恵土先輩がいるから、穏やかに笑うようになってるんじゃ?』
とも思ってたわけだし」
恵土「少なくとも、今ほど感情豊かではなかったかもだな^^」
菊地原「言えてる(頷」
恵土「あときくっちーももっとひねくれてたり?(にやにや」
菊地原「変なこと言わないで下さい、バカ先輩」
恵土「あっはっはっ!^^」
話し合う中、笑い出す恵土に対し
菊地原「も~(むっすぅ~」
菊地原は多少不機嫌そうな顔をしながらも
恵土「よしよし!^^(ぽんぽん」
菊地原「…(微笑」
頭を優しく撫でて
軽くポンポンと叩いて笑いかける恵土に
こういうやり取りができることが素直に嬉しいが故か
不機嫌な表情から、楽しそうに微笑み
風間「はあ(溜息&汗」
風間はその言葉を聴いて、壁を背に腕組みしたまま溜息をついた…
いつもの光景に、安心したように…
苦笑交じりになりながら
風間「…まあいい。
それよりも、今は対応策の方が最優s
!!」
ふらっ
言い続けている中、突如として壁が背中から離された
恵土「っ…(震」
がしっ!!
咄嗟に、右隣にいた風間が受け止めるも
がくっ
どさっ!
床に座り込むように、倒れ伏した