第31章 楽しみ
陽介「は?」
出水「今日?」
太刀川「急過ぎんだろ!!」
栞「嘘…」
口々に悲愴な声で呟かれる中
恵土「えっと;
でも、ヴォルフが
始祖神と話し合って、力貰えれば別になるんだがな?;」
思わず、咄嗟に言い出した…
菊地原「なんだ、本当に死ぬかと思った(溜息」
安心したかのように安堵する菊地原だったが…
秀次「おい、恵土。
本当は…m
ぴんぽんぱんぽーん♪
『三門市からお越しの田中恵土様。
5歳のお子様が迷子になっています。
白いヘルメットに、雷神丸というペットを連れています。
陽太郎「恵土ー!今度は出遅れなかったぞー!!」
静かに!!;
今すぐ、迷子センターまでお越しください』
ぴんぽんぱんぽーん♪
恵土「…;」
『何やってんだあのバカ!!;こんな窮地に!;』
思わず、一部の人たちと言葉が重なる中
栞『まあまあ^^;
来ちゃったものは仕方ないよ(苦笑』
恵土「とりあえず…
私が今すぐ迎えに行ってくる」
秀次「…」
陽介「な~んか、ごまかされた感じがするな==;」
秀次「ああ…」
陽介「元気出せよ!(微笑」
ばしぃん!!
秀次「…」
陽介「って、元気出せってのも変か^^;」
ワイワイと話し合いながらついてくる人たちの中
ついた頃には…
小南「陽太郎ー!!
よくもあんた勝手について来たわねえ!!!??・・」
陽太郎がぐりぐり攻撃を受けていた;
小南「玉狛支部はどうしたのよ玉狛支部はああああ!!・・」
陽太郎「ぎゃああああああああああああ!!!!;
やめろ小南いいいいいい!!;」
ぐりぐりしながらぶん回しまくる小南に対し
陽太郎は半泣きであった;
恵土「あ~;
とりあえず大丈夫だから落ち着け;
ボスからの連絡によると、異常なしだそうだ;
自分一人でも大丈夫だか何だかで^^;」
小南「きょとん)え?そうなの?
ならいいけど…
来るのならせめて連絡くらい入れなさい!!」
陽太郎「いやだ!!
絶対にハブられるのがオチに決まっている!!」
小南「知らないわよそんなの!!」
ぎゃいぎゃいと論争し合う中
菊地原「やっぱり両方共に知能が子供なんですか?」
陽太郎/小南『誰かだ!!/誰がよ!!・・』
人差し指をさしながら言う菊地原に、思わず揃ってツッコんだとか;