第31章 楽しみ
進んでいく順
先頭:歌川
中間:恵土、菊地原
後方:風間
先頭では…
歌川(今の所、悲鳴もなく敵影もない。
だが、まだまだ油断は禁物だな)
お化け「ぐおおおおおおお!!!!(ぐあっ!!」
歌川「無視)…」
全くお化けを見ても動じず、最強レベルに凄い…のか?;
その後、中間に当たる人たちが入っていったが…
菊地原「ちょっ。
あんまり引っ付かないで下さいよ;」
恵土「怖い怖い怖い怖いぃ~;
何だってこんなに濃いオーラがああ;」
菊地原「そうなるように作ったんでしょう?」
恵土「いやだ~;私逃げるぅ~;」
菊地原「おいてきますよ」
恵土「おいてかないでぇ~!;」
ずいずい突き進む菊地原の服の裾を、涙ながらに掴み
なんだかんだ言いながら突き進んでいった…
その後、同様に後方を見張る人が入っていき…
お化け「ぐおおおお!!(ぐあっ!!」
突如、驚かされるかとも思ったわけなのだ、が…;
風間「…(ゴゴゴゴゴ」
凄まじいオーラを放ち、眼光を光らせながら
『任務の邪魔をするな(ギンッ(睨』と念を送った風間を見るや否や
お化け「ぎゃああああああ!!・・;(真っ青」
逆に脅かし役がビビって逃げ出したそうです…;
そして、ずいずい進んでいく歌川に対し
負けじとずいずい進んでいこうとする菊地原だったが…
恵土「やだよ;怖いよ;助けてやだあ;(半泣き」
菊地原「あーもう、うるさい」
ぐずぐずしながら引き止めようとする恵土に対し、苛立ちを隠せずにいた;
恵土「だってだって;
影からいきなり現れてびっくり系が苦手なんだよおお!!;
普段なら気配読めるけど、今みたいに切羽詰まった状況じゃ無理い!!;」
菊地原「じゃあ一生気を失っていれば?」
恵土「意地悪うううう!!;」
そう叫ぶ中…
一つのものが恵土の視界に入らないよう、いきなり現れた
菊地原「あ、人魂」
恵土「ぎゃああああああああああああ!!;(ビックゥッ!!」
菊地原「…(あ、これ面白いかも(ピコーン」
恵土「きょとん&首傾げ)?;(ぐずぐず」
人差し指で、恵土の背後を指さしながら言うと
即座に体を震わせながら悲鳴をあげる恵土に対し…
菊地原は、何やらよからぬことを思いついたみたいです…;