第31章 楽しみ
そして現在…
恵土「ずず)んー。どうしよう」
菊地原「のんきですね」
恵土「平和だからねえ(微笑」
湖が見える所(元々は田んぼ)で
のんびりと眺めながら微笑み、飲み物をすすっていたのだが…
菊地原「じゃあ、お化け屋敷行きましょう(キラン」
恵土「いや、だからやめて!!;(がくがく」
突如の切り出しにツッコんだ
菊地原「へえ~。
怖いんですか、お化け屋敷」
恵土「仕方がないだろう!!;
第一、私には最終的にトリオンを感じ取って
そのトリオンを生成できるようになったわけなんだが…
それ以前に、もともと生まれた時に備わった奴が協力過ぎて…(わなわな」
菊地原「中間のは要らないですよね?」
恵土「お化け屋敷に染みついた恐怖の念が怖いんだあああ!!;」
菊地原「最初からそれ『だけ』言えばいいじゃん」
恵土「だけを強調するな!!;
結構怖いんだぞ!!;がちで怖いんだぞ!!;」
菊地原「はい、問答無用(ガシッ」
恵土「え?」
菊地原「ずるずる)一名様ご案内~!」
恵土「いやああああ;鬼畜うううう!!!;(真っ青」
どちらにせよ、先程と同様に襟首を掴まれ
ずるずると引きずられていくこととなった…;
必死に風間たちに対して手を伸ばし
恵土「助けてええええ!!;;(がくぶる」
必死に叫ぶ恵土に対し
がたっ
おもむろに風間が立ち上がり
それにつられるように歌川もまた立ち上がった…
風間「仕方ない。行くか」
歌川「はい!」
こうして…
お化け屋敷スーパースペシャルタイムが始まる
恵土「スーパースペシャルタイムって何?」
さあ?;
その後…
風間「歌川は先に入って、敵がいないのを確認。
注意深く隈なく見るように」
歌川「はい!」
風間「菊地原、お前は恵土と一緒に入れ。
サイドエフェクトで敵と思しき足音がしたら攻撃しろ」
菊地原「はーい」
風間「俺は後ろから歌川と同様に確認する。
戦いになればすぐに言うように。
恵土もまた戦いに参加するだろうからな」
恵土/歌川&菊地原『いえっさー!(敬礼)/了解!』
こうして、お化け屋敷へ突入することとなったのだった…