第31章 楽しみ
恵土「ふっ)…おう^^」
菊地原「それと…何度でも言いますよ(微笑)
最高のバカだって^^」
恵土「なんだとこのやろお!^^」
菊地原「痛いですって^^//」
笑いながらヘッドロックをかます中、
その腕を掴みながら、満面の笑みを浮かべる…
涙ながらに笑えてきた…
とても嬉しい気持ちが膨れ上がっては止まらない…
『一人じゃない』と
いつでも与えられる想いから、とても安心したんだ…
そして…
いつも通り、ソファーに座って何かを読む恵土先輩に
その背中から、おもむろに抱き締めた
恵土「?どうしたー?」
特に嫌がりもしなかったから…
顎を恵土先輩の頭の上にのせて、そこが特等席になった
恵土「頭重い;」
菊地原「知りませんよ、バカ」
普通に文句を言っていたけれど…
恵土「まったくもう;(溜息」
菊地原「こんなことで離れていかないのは解ってますから(微笑」
恵土「おう。離れていかねえぞ?
どんなに嫌がってもな!^^♪」
菊地原「くす)余計なお世話^^」
いつも通り、何度でも受け入れてくれた…
その時、思ったんだ…
この人となら…
どんな状況に陥ったとしても
一生、笑って生きていけるって…
ずっと、いつでも笑い合って…
楽しんで、生きていけるって……
この日、僕は手に入れた…
絶対に変わらない、唯一の友人を…
恵土「頭が痛い~;顎押し付けるな~;(ぶうぶう」
菊地原「あんたの頭の強度が悪いからいけないんでしょー」
恵土「ええ!?;そんなこと言う!?;」
菊地原「…ふっ(苦笑)
まあ、楽しいからいいですけどね(微笑&溜息」
恵土「私は楽しくないってn
ごりごりごり×30
菊地原「えー。聞こえない~」
恵土「痛いって言ってんだあああ!!;」
顎を押し付けながら左右にする中
わめいていても気にしなかった…
そんなことで、離れていくような奴じゃないって解っているから…
どうせまた…
恵土「食らえやヘッドロックゥ!!」
菊地原「やめろぉ~!;この暴力女ぁ~!!;」
これからもずっと
じゃれ合っては、ぶつかり合っていくんだから…