第30章 明日へ
恵土「戦いの方だって、何億倍も楽しいのに(ぶつぶつ」
迅『やっぱり、一番楽しそうにしているのは戦っている時だな^^;』
最初こそ戦いが嫌いだったが
後にその奥深さにはまっていき
戦いをすること自体に楽しみを感じるようになり、抜け出せなくなった…
本人がそれに気付くのは先であるが
周囲は、簡単に見抜けていた…
菊地原「っていうより、何で気付かないんでしょうね(ぼそっ」
そんなこんなで…
恵土「ついでに言うと、もろくなるにしても
一個一個分割させて分子レベルに小さくして繋ぎ合わせれば
固く、丈夫にできるからな?
だからあえて、スコーピオンをつけてないわけだが
その場の状況に合わせて生成するために」
木虎「なるほど」
緑川「何で恵土先輩のトリオンって白いの?
トリオン体構築の時、黒いのじゃなくって白い中にキラキラって感じで」
恵土「…理由は知らんが
黒でも飽和以上の密度を超え過ぎると
発光し、白色の光を放つんだそうだ」
緑川「なるほど」
遅ればせながら、3桁突破&4桁突入記念!
恵土「ってことで遊びにでも行きますか」
黒江「頷)手を繋いでいきたい」
恵土「了解^^」
ってことで、テーマパークを楽しんでいきます。
緑川「へぇ~。広い川があったんだ」
恵土「昔、田んぼで水をひいている時に使われてたものだ。
広げて川にしたんだろう。
歴史博物館に使われていたものが展示されていた」
『へえ』
恵土「船に乗るか?」
緑川「賛成~!^^」
恵土「まるでイタリアだな;
運河を渡っていく時に手漕ぎで乗る奴。
確か地域はヴェネツィアだっけか」
緑川「乗ろう乗ろぉーう!!^^//」
恵土「駿、少し落ち着け;」
興奮して船に飛び乗る緑川に対し
思わず突っ込む恵土だったが…
黒江「凄く綺麗な水//」
木虎「透明で水草の下にいる魚まで見える//」
二人が感激&感心していたことまでには気付いてなかった…