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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第7章 I want to be you


青根は布団に潜ったが全く寝ることが出来ずにいた。


……まさか涼に告白されるとは思ってもみなかった。


俺がまだまどかを想っていた事を
涼は気づいていた……
……だからって簡単に断れない。
俺は涼に告白されて正直嬉しかったんだ。



……確かに俺はまどかの事をまだ諦めきれてはいない……
でも最近涼の事を意識していたのは事実だ。

いつの間にか放っておけない存在になっていたんだ……。



青根はベッドに近寄り
スヤスヤと眠る涼の寝顔を眺めていた。


…………涼はいつから俺の事好きになったんだろう。

誰にも言えず一人で悩んでいたのかも知れない……。


「………涼…ごめん。……俺……まどかの事吹っ切れてみせるから……」

青根は眠っている涼の頭を撫でてまた布団へと戻っていった。


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