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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第7章 I want to be you


「まどかちゃん、今写真撮ったろ?………後で覚えときなよ?あと、お二人さん、避妊しっかりね。」


まどかはびくつき
涼はいきなりの二口の下ネタに固まる。
青根は二口の頭に軽くゲンコツをした。



「痛って!大事な事だから言ってるんじゃん!ぶつことねぇのに。」

そう言って二口は青根を見ると
青根の顔は真っ赤になっていた。



「あ、悪りぃ。青根ごめんな。」


そういや青根の前で下ネタ言ったこと無かったな。
まさかあんな反応するとは。



「青根くん大丈夫?」


涼の言葉に頷く青根はまだ顔を赤くさせていた。



フフッ高伸くんには悪いけどこんな表情あんまり見れないから貴重だ!!


涼もまどかと同じように青根のめったに見れない表情を写真に残そうとスマホを向けた。


それに気付いた青根は向けられたスマホのレンズを手で隠しもう片方の腕で涼を引き寄せた。



「……涼、恥ずかしいから駄目だ。」




「は、はい……ごめんなさい!」


涼はいきなり引き寄せられ間近に居る青根に
ドキドキしていた。





……見てるこっちが照れるだろ?



一部始終見ていた二口は二人の熱々ぶりに圧倒され
隣で見ていたまどかはキャーキャー言いながら興奮していた。



「まどかちゃん、あんまり見るもんじゃねぇよ?」


二口はそっと近付きまどかの頬にキスをした。




「!!ちょっと堅治、ここ学校!」




「別にいーじゃん。誰も見てねぇよ!」



「……もう。」


人前でそんな事をする二口にまどかは少しむくれながらも嬉しそうだった。


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