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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第7章 I want to be you


放課後部活が終了し
二口とまどかは二人で帰る。


そういやまどか知ってんのかな?

昼間の件で気になった二口はまどかに聞いてみる事にした。


「なぁまどか。涼ちんって好きな奴居る?」



「へっ?何、急にどうしたの?」

二口の質問にまどか首を傾げた。



「あっいや…ダチに女の子紹介しろって言われてんの。だから涼ちんどうかなって思ってさ。」



「そういう事か。涼ちゃんなら好きな人居るよ!誰かは教えてくれないけど。」




「そっかじゃあ無理だな……」

まどかは涼ちんの好きな奴知らねぇのか
……つかマジで青根だった場合はまどかに言いづれぇか。
青根はコイツの事好きだったわけだし。


………そういえば青根は今でもまどかの事想ってんじゃねぇのか?



二口はそう思うと不安になってしまい
並んで歩くまどかの右手をギュッと握った。


「堅治どうしたの?」



「まどか……俺と付き合うようになってから青根から何もされてないか?抱き締められたりキスされたり……」



「はぁ?堅治何言ってるの?青根ちゃんから何もされてないよ?キスだなんて青根ちゃんがするわけないじゃん!」


あっ!まどかは青根にキスされた事
知らねぇんだった。



「……ならいいんだ。でも何かされたら
俺に正直に話せよ。」



「うん、もしも何かあった時はね。
でもそんな事されないって!大丈夫だよー。」

そう言ってニッコリ笑うまどか。


二口は青根の事を信用しているが
もしもの事を考えてしまい気が気では無かった。
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