第7章 I want to be you
5時限の休み時間。
涼はスマホでスケジュールの確認をしているとメッセージが届いた。
[涼、今度の土曜日アルバイトか?
母さんが涼を連れてこいって煩いんだ。
暇なら土曜日夕飯食べに来ないか?]
お昼に言いそびれていたのか
青根からの夕飯のお誘いだった。
行きたい!!
青根くん家でまたご飯食べられるなんて嬉しい!
涼はメッセージを確認してすぐに返信した。
[青根くん、お誘いありがとう。
土曜日はいつもアルバイトは夕方前までなので大丈夫です。
今度の土曜日お邪魔させて頂きます(*^^*)]
[良かった、母さんが喜ぶよ。
今度の土曜日待ってるからな。]
待ってるからな……フフッ嬉しいな!
早く土曜日にならないかぁ~。
涼はメッセージ画面を見ながら口元が緩んでいた。