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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第6章 にろちゃんは遊び人!?〈後編〉


二口もそれに応えるように背中に腕を回しゆっくりと話し出した。


「……まどか、写真の件ごめんな。
本当はキスされた事すぐに言うべきだったのに黙ってて悪かった……。遊びに行ってしまった事も反省してる……その事でまどかを不安にさせて本当にすまなかった。」

二口はヒナの事もきちんと話し
まどかに懸命に謝った。



「…………私ね…凄く不安だったの。
二口が私に愛想つかしちゃったんじゃないのかと思って………」



「俺がお前に愛想尽かす訳ねぇだろ?
まどかには無理させないって決めたんだから。心配する事ねぇから。」

二口は安心しなよとまどか頭を撫でるとまどかは顔をあげた。



「………うん……でもね……まだ少し不安なんだ……だから堅治……私の不安を取り除いて?」

まどかは初めて二口の事を名前で呼び
二口は名前で呼ばれ目を見開いた。


「えっ!?今まどか俺の事名前で呼んだ?……本当にいいのか?」



「……うん……覚悟出来てるよ……堅治…抱いて下さい……」

まどかは顔を真っ赤にしながらはっきりと言った。



「まどかの不安俺が取り除いてやるからベッド行こうか。」

まどかは返事をするかわりに二口の首に腕を回した。


二口はまどかの頬にキスをして
優しく抱き上げお姫様抱っこでベッドまで連れていく。


ベッドに降ろすとまどかは怖いのか少し
怯えていた。


「大丈夫、無理はさせねぇから。」

二口はまどかを安心させるように
頭を撫でてからボタンをゆっくりと外していく。そして大丈夫だからと頭から足先まで
優しくキスの雨を落としていった。


まどかは段々と落ち着きを取り戻していき二人は初めて身体を重ねる。

とても甘い甘い夜を過ごした。


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