第6章 にろちゃんは遊び人!?〈後編〉
暫くして夕飯が出来上がりみんなで夕飯を食べる。
夕飯を食べ終えた頃には21時を過ぎていた。
もうこんな時間だ。帰らなきゃ!
「まどか、青根くん私もう帰るね!」
涼は二人に声を掛け立ち上がるとまどかが引き止める。
「涼ちゃんもう遅いし私の家に泊まっていってよ!金曜だからお父さん遅いし。」
「………涼それがいい。明日学校休みだろ?」
まどかの言葉に青根も賛成した。
「じゃあ、まどかがいいんだったら
泊まらせて貰おうかな。」
「やった!涼ちゃん一緒に寝ようね♪」
嬉しそうにするまどかに自然と涼も笑顔になった。
「今日は色々とお世話になりました!」
「お邪魔しました。夕飯までごちそうになってありがとうごさいました!」
玄関先でまどかと涼は青根の母にお礼を言う。
「また二人ともいつでもいらっしゃい。
涼ちゃんはここに泊まっても良かったのよ~?」
青根の母は涼に向けてパチッとウインクをした。
「へっ!?ま、また今度機会がありましたら是非!」
涼はあたふたしながら青根の母に挨拶し二人はまどかの自宅に向かった。
……もしかして青根くんのお母さん
私が彼に気があるって気付いてる!?
そうだったらめっちゃ恥ずかしいんだけどー!
涼はそんな事を思いながら頬を赤らめていた。