第1章 誤解ですって!!
[えっ?寝てたんでしょ?てっきり事後だと思ったから聞いたんだけど。]
「ただ昼寝してただけっすけど。手を出そうとしたら嫌がられました。」
[ププッ、嫌がられちゃ仕方無いな!
じゃあBもまだ?]
「それは少しだけなら……」
[へぇ、そうなんだ。じゃあそんな二口くんに耳寄りな情報!まどかちゃんにとってはその行為は二口が初めてじゃないから!]
「えっ!?………マジっすか!まさか笹谷さんが?」
二口は笹谷にそんな事を言われ焦った。
[俺じゃないよ!相手は鎌ち。
まぁ、鎌ちが初めてなのかは知らないけど。]
「はぁ?鎌先さんだって!?」
[そう、後でまどかちゃんに聞いてみたら?じゃあ邪魔して悪かったね。またなっ!]
二口は電話が終わりスマホを枕元に置いた。