第5章 にろちゃんは遊び人!?〈中編〉
ヒナとトーコはまどか達が帰った後
二口を待ちながら話を始める。
「ねー、トーコちゃん。さっきの女の子ヒナ達の事凄い見てなかった?」
ヒナはチラチラ見ていたまどかが少し気になっていた。
「あー、見てたね。にろの事もなんか気にしてる感じだったよね!?隣に彼氏が居るのにあの態度は無いわー!」
「トーコちゃん話聞いてた?さっきの男の子は彼女じゃないって言ってたよ?」
「そんな事言ってたっけ?つかあの子男の子の制服の裾掴んでたよ。あれで付き合って無いっておかしくない?」
「トーコちゃんよく見てたね!確かに仲良さそうな感じはした。あの子小さくて可愛いかったなぁ……にろちゃんもあの子みたいな子が好みなのかなぁ……。」
「あんたはちょっとぶりっ子だもんねー。
ヒナと男の好みが全く違って良かったよ♪」
「えぇっ!?トーコちゃん酷い!ヒナぶりっ子じゃ無いからぁ!」
「いやいや、その喋り方がぶりっ子ですから!」
ヒナはトーコにぶりっ子だと言われて
頬を膨らませる。
本当怒り方までぶりっ子なんだけど。
まぁ、男だけにぶりっ子じゃないだけマシなんだろうけど。
トーコは怒ってるヒナを見て笑っていた。