第5章 にろちゃんは遊び人!?〈中編〉
結局女の子達の姿が見えなくなるまで
様子を気にしていたまどか。
「…………二口なら大丈夫……まどかを泣かせる様な事はしない。」
青根は不安で一杯になっているまどかの頭を撫でて落ち着かせた。
「……本当に大丈夫かな?……浮気とか……」
まどかは想像してしまいダメダメ!と
ブンブンと首を横に振った。
「…………彼女のまどかが信用してないとダメだろ?今は二口の事を信じてやるのが一番だよ。」
「……そうだよね、私が信じてあげないと!青根ちゃんありがと。」
まどかは青根にニッコリ笑い
違う話題を話し出した。
あの子達が涼が話してた子達だろう。
二口にも注意したし大丈夫……だよな?
……信じてるからな。
青根はまどかには余計な心配をさせたくない為大丈夫だと言っていたが
青根自身も二口はもしかしたら……と不安だった。