第4章 にろちゃんは遊び人!?〈前編〉
「……この女の子いつ知り合ったんだ?
付き合ったりしたのか?」
「……確か知り合ったのは去年の冬休みだったような………付き合ってはねぇけど………」
二口はそれだけ言って黙ってしまう。
青根は途中で黙った二口を無言で睨むように見ていた。
「んな睨むなよ!そもそもまどかと知り合う前の話だし青根やまどかにとやかく言われる筋合いは無いからな!」
「…………別に過去の事だから俺は何も言わない。けどそれまどかが見たら喧嘩になる原因。」
青根は二口のスマホを指して話した。
「わかったよ、コイツをブロックすればいいんだろ?」
二口は青根にスマホの画面を見せながら
ブロックした。
「…………まどかを不安にさせるような事はするなよ?」
青根はブロックしたのを確認して二口に注意した。
「わかってるって!元々俺はこいつと連絡取ってねぇから大丈夫だって!」
青根は二口を話を信じ、この話はここで終わった。