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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第4章 にろちゃんは遊び人!?〈前編〉


数日後


例の女の子達はまたファーストフード店に居た。



「はぁ…。」

二口に気がある女の子がスマホを見て
ため息を付いていた。



「またスマホ見てため息ついてる。
ヒナどうしたの?何かあった?」



「トーコちゃん…ヒナね、にろちゃんに
とうとう嫌われちゃったみたい……。」




「何よ突然。どうしてそう思ったの?」




「にろちゃんにメッセージ送っても既読付かないの。ブロックされてると思う。」

ヒナと呼ばれてた女の子は一緒にいた子に
LINEの画面を見せた。




「……既読ついてないね。本当にブロックされてるかみてあげる。」




「そんな事出来るの?」




「うん、確認できるよ。ちょっと待ってて。」

トーコと呼ばれていた女の子はヒナからスマホを受け取り少し弄っていた。



「…………うん、残念だけどブロックされてた。」




「………………何でいきなりブロックされたのかな?一方的に送ってたの迷惑だったのかな。」

ヒナは本当にブロックされていた事を知り
落ち込んでいた。




「ヒナ……本気でにろの事好きだったんだね。」



「…………うん。でも嫌われちゃったし、
にろちゃんの事諦めなきゃね。」

ヒナは俯き泣きそうになっていた。



「ヒナ……元気だして?」

トーコはヒナを慰めながら二口にムカついていた。


ヒナを泣かして、にろに文句言ってやりたい。



「ねぇ、ヒナ?今度にろに会いにいかない?諦める前に会いたいでしょ?」




「…………にろちゃんに会いたい。」




「じゃあ会いに行こうよ!二人で待ち伏せしよっ!」




「……うん。ブロックしたのも気になるもん。」




「じゃあ決定!!」

ヒナとトーコは直接二口に会いに行く事にした。


トーコだけは二口に対して怒りを覚え
何かしてやろうと企んでいた。



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