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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第3章 お節介な先輩。


「あの、笹谷先輩。二人止めなくていいんですか?岬先輩が主将に責められてるみたいですけど……」

近くで見ていた作並が笹谷に話し掛けてきた。


「別に止めなくてもいいって。
ただの二口のヤキモチだから、あの二人付き合ってんだよ。」



「えっ!付き合ってるんですか?知らなかったです!」




「二人に聞いてみなよ。揉め事なんてすぐ終わるから!」




「そうですか?わかりました!」

作並はそう言って二口とまどかの所に
向かった。



その頃二人は

「まどかは俺の事名前で呼ばないくせに笹谷さんの名前は平気で呼ぶんだな!」



「だから二口ごめんって。機嫌直してよ!」

二口が一方的に怒ってるだけだった。




「あの!」

二人の間に作並が入る。
二人はビックリし二口は慌ててまどかの腕を離した。




「先輩方お付き合いされてると聞きました!お似合いです!」

作並が二人に声を掛けると二人は固った。



何で作並(作ちゃん)にバレてるの!?



「だっ、誰から聞いたんだよ!」



「笹谷先輩です!」



二口が笹谷を見ると
バレー部の後輩達と話しており
時折りこっちを向いてみんなでニヤニヤしていた。



笹谷さん完全にバラしてる!



二口は頭を抱えていた。




「笹谷やり過ぎ!余計なお節介だからな!
二人とも悪かったね。笹谷連れて帰るから!」

茂庭は二口とまどかに謝り
笹谷を連れて帰っていった。



事を起こした張本人が帰った所で既に遅し
二人はバレー部のメンバーに冷やかされ部活どころじゃ無くなっていた。


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