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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第3章 お節介な先輩。


休憩中。

まどかはメンバーにドリンクを渡していた。



「まどか!笹谷さんにちょっかい出されなかったか?」

一通り終わった所で二口は心配でまどかに話し掛けてきた。



「お疲れ様!うん、特にはちょっかい出されなかったよ。」




「なら、良かった。笹谷さんまどかの事面白がってからかうから。」




「フフッ。前の二口もそうだったじゃん!」




「まどかをからかって良いのは俺だけなの!」


そんな二口にまどかがクスクス笑っていると笹谷がやって来た。



「まどかちゃん、これ俺のLINEのID、画像送るから登録しておいてね!」

笹谷は二口の前でまどかにメモ紙を渡した。



「あっ、さ……武仁さん、ありがとうございます。」



えっ?今笹谷さんの事名前で呼んだ!?


二口はまどかが笹谷の事を名前で呼んでいたので動揺した。


「いいえ!」

笹谷は#二口に向けてニィと笑った。



くっ……この勝ち誇った顔ムカつく!
さては笹谷さんまどかに名前で呼ぶように仕向けたな。



「まどか何で笹谷さんの事名前で呼んでるんだよ!」




「えっ、画像貰うかわりに名前で呼んで欲しいって言われたから……」



「画像!?何の画像だよ?」
まどかは二口に腕を掴まれ
何でそうなったのか問い詰められていた。



ククッ、二口俺に妬いてるじゃん!

笹谷は二口を見て笑っていた。
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