第3章 お節介な先輩。
その画像は青根宅で撮った
二口とまどかが一緒に寝ている画像だった。
「こ、これ、いつの間に!?」
「仲良さそうに寝ているからつい撮っちゃったんだよ。まどかちゃん欲しい?」
「欲しいです!下さい!!」
「あげても良いけど……条件がある!」
「条件?何ですか?」
「俺の事これから下の名前で呼ぶ事!
俺の名前知ってるよね?」
「知ってますけど……名前で呼ぶのはちょっと……。」
「二口から聞いたよ?二口の事も名前でまだ呼んで無いんだってね。恥ずかしいんでしょ。俺を練習相手として呼んでごらんよ。」
二口の事名前で呼べない理由他にもあるんだけどな。
「…………たけ…ひとさん……で良いですか?」
「うん!上出来。これからも名前で呼んでね。じゃあドリンク作るの手伝うよ。」
まどかと笹谷はドリンクを作り終わり
体育館に戻る。
二口の前でまどかちゃんに俺の名前呼んで貰おう。
アイツの反応が楽しみだ♪
笹谷はニヤニヤしていて
ううっ、また何か不適な笑みを浮かべてる……。
とまどかは困惑していた。