第2章 続・お昼を食べよう!
「………………バイト無い日は俺の家で夕飯どうだ?まどかもたまに食べに来てるし……」
「ええっ!さ、流石にそれは悪いよ!」
涼は無理無理と言わんばかりに手を横に振った。
「………………遠慮しなくていい……寧ろ涼の身体のほうが心配……体調不良で倒れたりしたらまどかだって悲しむだろ……」
青根くん心配してくれてるの?
それとも……まどかが悲しむ姿を見たくないからそんな事言うの?
でもそうやって声を掛けてくれるだけで
凄く嬉しい……。
「……じゃあ、月一でお邪魔してもいいかな。」
涼は遠慮がちに言ってみた。
「…………月一じゃなく、週一で食べにおいで。母さん賑やかなのが好きだから涼が来てくれたら嬉しいだろうし。」
「……うん、わかった。本当に邪魔にならないんなら週一で通っちゃおうかな!」
「…………母さんに話しておくから大丈夫だよ……涼の連絡先教えてくれないか?」
青根に連絡先を教えてくれと言われ
涼は少しあたふたする。
鞄からスマホを取りだし
「えっとね……090ー××ー××だよ。」
番号を青根に教えた。