第2章 続・お昼を食べよう!
「…………ありがとう、登録した。」
青根が言うとすぐに涼の携帯に着信が一瞬鳴った。
「…………それ、俺の番号だから。」
「これが青根くんの番号だね!登録しました。」
涼はスマホの画面を青根に見せた。
スマホの番号を確認した青根は頷いて
「………………来れる日LINEで教えてくれれば母さんに伝えておくから。」
「うん!青根くんありがとう。また後で連絡します。」
青根は涼の言葉にコクンと頷いて立ち上がり二口に声を掛けた。
「………………二口、もう時間だから戻ろう……」
「おう!じゃあまどかまた後でな!」
「うん!二口、青根ちゃんバイバイ!」
まどかはニッコリ笑って手を振り、
涼も手を振って二人を見送った。
「ごめんね~涼ちゃん、ほったらかしにしちゃって!」
まどかは二口といちゃついてた事を謝っていた。
「別にいいよっ。青根くんと喋ってたから!」
「あれ?涼ちゃん前に青根ちゃん恐いって言ってなかったっけ?」
「前はね……。でもまどかの言うとおり青根くん優しいね!」
涼はフフッと笑って嬉しそうにした。
「青根ちゃん優しかったでしょー!
つか涼ちゃん何か凄く嬉しそうだね!
お喋りそんなに楽しかった?」
「うん!楽しかったよっ!」
本当はそれだけじゃ無いんだけどねっ。
涼は思わぬ展開で青根と連絡先を交換できた事で嬉しそうにしていた。