第2章 続・お昼を食べよう!
「じゃあ、イチゴミルク貰うね。
青根くんありがとう。」
涼は青根にお礼を言ってイチゴミルクを受け取った。
「あれ?涼ちんは烏龍茶じゃなかったのか。」
二口はまどかから貰ったお弁当を頬張りながら涼に話しかけた。
……涼ちんって。
「私はイチゴミルクが似合わないってこと?」
「いや、イチゴミルクよりも紅茶とか好みそうだなって思っただけ。」
「二口~。涼ちゃんイチゴミルク大好きだよ。青根ちゃんもイチゴミルク好きだよね!」
まどかの言葉に青根が頷くと
「あっ、青根くんもイチゴミルク好きなの?じゃあ烏龍茶貰おうかな。」
涼は遠慮してイチゴミルクを青根に返したら
すぐに戻されてしまった。
「………………烏龍茶も好きだから真島さんがイチゴミルク飲んで。」
青根がそう言うと涼は頷いてニッコリ笑った。
ああ、やっぱり青根くんは優しいな。
涼は嬉しそうにイチゴミルクを飲み始めた。