• テキストサイズ

[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第7章 I want to be you


ーーー翌日学校にて。



「涼ちゃんおはよっ。」


いつものように涼の席に来るまどか。



「おはよ。相変わらず元気だね。」




「まぁね。……ねぇ涼ちゃん…あのさ…青根ちゃんの事…。」




「え~、まどか知りたいの~?」




「知りたいよ!」




「結論からいえば青根くんと付き合う事になりました。」




「!!わー良かった!昨日からずっとその事が気掛かりだったの!涼ちゃんおめでとう!」




「ありがと。…まどか…黙っててごめんね。……流石に青根くんの事が好きだなんて言えなくて。………私ねまどかになりたいってずっと思ってたの。」




「へっ?私に?」




「…そう。青根くんが好きだったまどかが羨ましかったんだ。でも青根くんに言ったら一蹴されちゃった。今のままでいいって。」




「そうだよ!涼ちゃんは変わらなくてもいいの!飾らないクールな涼ちゃん私は大好きだもん!」




「えー。まどかに好かれても嬉しくないなぁ。」



「そ、そんな……涼ちゃん……。」



「ハハッ、嘘にきまってるでしょ!私もちゃんとまどかの事大好きだからっ。」


そう言って涼はまどかの頭をポンポンと撫でると
まどかは嬉しそうに笑った。



「涼ちゃん!ありがとー♪」




「はいはい。…あっ、忘れてた。私、近々引っ越しするから。」




「えっ!?引っ越し!?転校とか……しないよね?」





「しないしない。まどかん家の近くに住むからっていうか、隣?」




「えっ、隣って青根ちゃん家!?」



「そ、よろしく♪」




「えっー!!」


事の早さに驚くまどか。

涼はコロコロと表情が変わるまどかを見て笑っていた。


/ 123ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp