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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第7章 I want to be you


一方自宅に戻った青根。


「お帰りなさーい。朝からお邪魔して迷惑だったんじゃないの?」

キッチンに居た青根の母が声を掛けたが
青根は何も言わず通り過ぎて行った。


もう、帰ってきたなら返事くらいして欲しいわ!

母はキッチンで作業をしながら青根の行動に少しムッとしていた。



部屋に戻った青根はベッドに横たわった。

……ごめん。

吹っ切れたって言ったわりにあんな事して……
俺は最後まで独占欲が強かったみたいだ。


許してくれとは言わない。

…むしろ嫌ってくれたほうが気が楽になるかもな。



……涼にも全て話そう。


…話して俺の事を軽蔑するかも知れない
最悪嫌われてしまうかも知れない。

でも…涼には俺の事を全て知ってもらいたい。



……早く涼に…会いたい……



青根はそのまま目を閉じながら涼の事を考えていると
部屋の外から青根の母の声が聞こえた。



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