第7章 I want to be you
「けっ、堅治!お願いだから青根ちゃんの事怒らないでね!」
まどかは青根ちゃんに対して腹を立てていた
二口に慌てて争い事はしないようにと頼み込んだ。
「はぁ?何でだよ?何されたかわかってんの?
俺の彼女が俺以外の奴に手を出されて黙ってる奴なんか居ねぇじゃん!」
「そうなんだけど……青根ちゃん今日私にサヨナラ言いに来たの。私への想いをやっと断ち切る事が出来たって…だから堅治が心配するような事はもう無いから青根ちゃんがしたこと許してくれないかな?」
「……青根本当にそんな事言ってたのか?
キスまでしといて信用出来ねぇんだけど。」
「本当だよ!き、キスはともかく……青根ちゃん私よりも好きな人出来たんだから!」
「へぇー……なぁ、青根の好きな奴ってもしかして涼ちん?」
「んなっ!!」
まどかは二口に青根の好きな子をズバリ当てられた為驚き言葉も思うように出なかった。