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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第7章 I want to be you


「ん?まどかどした?」

まどかのバツが悪そうな表情を見た二口は首をかしげ頭を撫でてあげた。



「……堅治に謝らないといけない事もう一つあるんだけど…」




「もう一つ?何?」



「…言っても怒らない?」



「それは内容にもよるけど?なるべく怒んねぇようにすっから話してみなよ。」




「あー…のね…今朝…青根ちゃんにね…キスされちゃったのね……」

まどかは二口の反応が怖く
俯き加減で小さい声で話した。



「はぁ?何だと!?」

二口はそれだけ言って頭を抱えた。



マジかよ…
青根の奴まだまどかの事諦めてなかったのかよ!

手ぇなんか出しやがって俺の彼女だっつーの!



「………まどか顔あげて?」




「…堅治怒ってるでしょ?」




「怒ってねぇよ!ほらっ、さっさと顔上げなって。」




「……わかった。」


まどかは渋々顔を上げると
二口は優しく頭を撫でてあげた。



「よし、おりこう。
まどか、俺はこの話を先に話して欲しかったなぁ。
…それで青根にはキスしかされてねぇか?」




「ごめんなさい……うん、キスしかされてないよ。」




「…ならいいけど………ってやっぱ良くねぇよ!
人の女に手を出すとか青根マジムカつくんだけど。」


二口は青根に対して腹が立っていた。
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