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[ハイキュー!!]素直になれない。〈2〉

第7章 I want to be you


なんでまどかがその事知ってんだ!?
青根が喋ったのか?



「…堅治ごめんなさい…。」


また泣きそうな表情を見た二口は
まどかの手をぎゅっと握った。



「まどかは悪くない!俺、その事知ってた。」




「えっ…知ってた?」




「前に青根に聞いた。まどかが知らないなら言う必要ないって思ってたから黙ってた。
俺こそ知ってたのに…ごめんな。」




「そう…だったんだ…」

まどかは二口の言葉に安心したのかフッと力が抜ける。



「私、堅治に言うの正直怖かったの。
絶対ショック受けると思ってたから。」




「あー…知らなかったら
ショックで泣いてたかもしれねぇなぁ~」

二口はニィと笑うとまどかもつられて笑みが溢れた。



「フフッ堅治の泣いてる姿久しぶりに見てみたかったかも。」




「ざんねーん。もうまどかには一生見せねぇから!」




「むぅ、いいもん!私も堅治の笑った顔のほうが好きだもん♪」


まどかはそう言って二口に抱きついた。




「まどかは最近本当俺に甘えるようになったよな。
……なぁ、まだ昼間だけどここでヤっちゃお?」




「えっ?…お姉さん居るのに!?」





「声我慢すればバレねぇって!なっ、そうと決まればベッドに来いよ。」

先にベッドに上がった二口はまどかに手招きをする。



「もう~バレても知らないからね!」

渋々まどかはベッドにあがると
何かを思い出したように「あっ…忘れてた…」
と言いバツが悪そうな顔をした。


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