第5章 Battle5 戦力補充
「戦う人数とかは、決まってるのかな……?」
「それが、ギルドに参加できる人数で一気に戦うんだよ。だから、平気で20-30人を敵にすることだってあるかな」
「……っとなると、皆連れてきたほうがいいかい?」
「んー、様子見で戦い好きな子を1-2人くらいでいいかも」
「わかった、状況を見て決めよう」
鶴丸が、みっちゃんに飲み物を取ってきてくれた。
色的に、これは絶対混ぜられてるぞ?
でも、みっちゃんは躊躇なしに飲んでいく。
「変わった味の飲み物だね……?」
「それ、ドリンクバー混ぜたでしょ」
「あぁ、驚いたか!」
「通りで美味しくないんだ……」
その後、時間制限もあるから僕らもご飯を食べた。
色々美味しいものがあるから、気がつけばデザートを食べる余裕がなくなって、大変だ。
でもまぁ、満足したかも。
「恵ちゃん、食べ終わったところで、さっきの話に戻るんだけど。とりあえず、同田貫くんでいいかな?」
「――あー、戦い好きだったねぇ」
珍しいな。
彼らだったら、長谷部連れてきそう。
「そうなると、ゲーム追加したほうがいいんじゃない?」
「確か、くりちゃんが余分に買ってた気がする。あとで確かめてみよう」
「それじゃ、遅い気がするけどなぁ」
「だって、また買い物したら、夕飯まで外食になるよね?」
ちっ、バレたか。