第5章 Battle5 戦力補充
「ねーねー、お昼になったよー。今から帰って作ると、夕方だよー?」
「あっちゃー、もうそんな時間? 早く帰らなくちゃね」
「じゃなくて、食べて帰ろう」
「えぇ!? 外食は、もうしたよね?」
「仕方ないでしょ、時間過ぎたんだし」
そういうことで、近場のバイキングに行くことになった。
洋風レストランのバイキングで、色んな種類の料理が並んでる。
ご飯を食べながら、翌日のために会議を開くことになった。
って言っても、倶利伽羅はほぼ参加してないけどね。
「とりあえず、僕らが何を目指すか、それを具体的にしたいんだ。って、くりちゃん。デザートは後だよ!」
「俺は俺の好きにする」
「まぁ、デザートピザだからいいじゃん」
もちろん、皆で食べますよ!!
決まってんじゃないですかー!
「とりあえず、ギルドバトルで優勝だなぁ」
「ギルドバトル?」
「うん、えーとね。集まって、皆で冒険していく仲間の集まりだね。設立者をマスターって呼んで、補佐する人をサブマスターって呼ぶよ」
「ってことは、その集まり同士で戦いがあるってことかい?」
鶴丸も、会議には参加せず思い思いで料理をとってた。
僕らは、料理を取らずに、注文したら持ってきてくれる料理をつまんでる。
もちろん、頼んだのは倶利伽羅だ。