• テキストサイズ

【刀剣乱舞】刀剣英雄

第4章 Battle4 ライバル登場


「姉さんがそうやって甘やかすから、ジャイアニズム発揮したんじゃない?」
「耳が痛いわ。そこは、否定しないわよ。でも、虐めの相談受けてたから、つい可愛がってたの。息子とも仲良くさせようとしたら、息子にも同じこと言われちゃったの……」

姉さん……、こりゃ50はいってそう。
毎回、自分はお姉さんって柄じゃないわよ、って言ってたけど、それでもやっぱり品のいいおばさまって感じ。

「ねぇ、セレナ。また戻ってきてくれない? 皆、貴方が居なくなって寂しがってたのよ……」

姉さんは、寂しそうに笑う。

「姉さん、毎回そうやって綺麗毎言う癖に、毎回僕がハブられてることに関しては、何も言わないよね。結局、敵対して強い戦力が出来ることが嫌なんでしょ?」

姉さんは、その笑顔を作ったまま首を左右にふる。
流石、年齢の差だけあって、どんな時でもどっしり構えてるな。
僕も、まだまだ子供なんだと痛感させられる。

「貴方は、エルの一番のお友達でしょ?」
「へー、凄いね。一番の友達相手に奇襲かけるんだ?」
「それは、謝ったじゃない?」
「誤ったら、済む問題なんだね。へぇ、凄いや」

その時だった。

「もう止めなよ!!」

大きな声が、辺りに響く。
/ 423ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp